高配当、株主優待で人気のあった日本たばこ産業(JT)が、
上場して初めて
減 配
という発表がありました。
私もJTの株主である為、かなりの衝撃がありました。
今後、JT株をどうしていくかを検討する必要があると思い記事にしてみました。
連続増配もストップし、配当性向も高い状態が続いていた為、
減配のリスクがありましたが、まさか今回とは思いませんでした。
JT株配当推移
(出典:日本たばこ産業 2020年決算短信)
2020年12月期の配当は154円を維持しましたが、2021年12月期の配当を
154円→130円
と減配となりました。
減配幅は、15.6%の減配となっています。
2021年12月の配当性向予測は、減配したにもかかわらず96.1%と高い状態となっています。
今後も減配の可能性があると思われます。
さらに、利益配分に関する基本方針及び当期・時期の配当として
(出典:日本たばこ産業 2020年決算短信)
今後の配当性向を75%とすることも発表しています。
2021年12月期の配当性向が96.1%で、2022年以降は、配当性向を75%にするということは、さらに減配する可能性が高くなってきたと思われます。
EPSが135.3円を維持すると仮定すると、配当性向75%にする為には、
配当金は101円となります。2021年12月期予想配当からさらに29円の減配となります。
EPSの改善がなければ、2022年12月期も大幅な減配をする可能性があります。
2021年12月度に配当性向75%にするために配当金を101円にしてもおかしくなかったのですが、
2022年以降、何としてでもEPSを上げ減配はしないぞ!!
という意気込みだと信じております。
収益改善の為に、「たばこ事業の事業運営体制の一本化」「日本マーケットの競争力強化」「事業環境に適応した組織基盤の構築」「1000人規模の希望退職募集による人員の適正化」を表明しております。
今後に期待したいところですが。。。
今後のJT株へのスタンスは?
現在保持しているJT株は、そのまま維持していく予定です。
ただ現在のJTの配当金の割合が全体の6%くらいあります。
今後の減配の影響を最小限にするために、JT株以外の株式を購入することで割合を下げていく必要があると思います。
JT株の買い増しは今後は行わず、しばらく様子を見ていく予定です。
株主優待が維持されたことだけは、唯一の救いでした。
以上です。です!です!!