老後資金2000万円なんてどうやって貯めればいいの?
コツコツ貯金しても、とても2000万円なんて貯めれないわ。。。
老後資金をiDeCoでって聞くけど投資でしょ?大丈夫なの?
損しないの?
老後の資金を貯めないといけないことはわかっているけど、
どうしたらよいか、わからない人への記事です。
当サイト管理人りょーーけんは、
- iDeCoを2015年より積立継続中
- 損益率は+40.1%(2021年1月現在)
- 株式投資歴15年
iDeCoの魅力を解説していきます。
iDeCoは、老後の資金を作るにはとても良い制度です。
メリット、デメリットなどを解説していきますので、
参考にして下さい。
iDeCoとは
自分で作る年金制度のことです
個人型確定拠出年金、individual-type Defined Contribution pension plan
略してiDeCoです。
加入者が毎月一定の金額を積み立てて、運用して年金を作っていきます。
積み立てる金融商品は、金融機関によって異なりますが、
自分で運用して、60歳になるまでは引き出すことができません。
iDeCoのメリット
積み立てた金額はすべて所得控除の対象となり、所得税、住民税が節税できる
課税所得500万円、積立金額年間276,000円(月額23,000円)の場合
55,200円の節税効果あります。
運用で得た利益が非課税になる
運用で得た利益は、通常、株式運用で利益を得た場合、
利益に対して20.315%の税金がかかりますが、
iDeCoで得た利益には税金がかかりません。
受け取るときに税制優遇がある
年金で受け取る場合は、公的年金控除が適用されます。
一時金で受け取る場合は、退職所得控除が適用されます。
iDeCoのデメリット
60歳まで引き出すことができない
年金資金として運用していくので、デメリットというよりもメリットと
考えても良いと思います。
iDeCo口座の開設、維持に手数料がかかる
開設手数料2829円、維持手数料171円~
維持手数料は金融機関によって異なる為、一番安い金融機関を選んだ方が良いです。
元本割れリスクがある
選べる金融商品は元本保証の定期預金以外に投資信託もあります。
元本保証の定期預金は、元本は保証されていますが、毎月維持手数料がかかる為、
低金利の定期預金では、実質資産は減っていきます。
投資信託は、市場動向により元本割れをする場合があります。
所得控除の恩恵を受けられない方もいる
扶養内で働いているパート、アルバイトの方は納めている税金が
ない場合がある為、所得控除のメリットを受けられない可能性がある。
住宅ローン控除などの税額控除で納める税金が0円になっている方も
所得控除のメリットを受けられない可能性がある。
積み立てる金額の上限は?
iDeCoが、そんなにお得なら、たくさんの金額を積み立て
節税するぞー!!
残念ながら、iDeCoは職業によって上限金額が異なります。
いくらお得な制度でも、無制限に積立ることはできません。
月額5000円より始めることができ、1000円単位で上乗せができます。
上限金額は職業によって決まっています。
※DC:確定拠出年金 DB:確定給付企業年金、厚生年金基金
(出典:iDeCo公式サイト)
自営業者は、年金が国民年金のみで手薄なため、積立金額が月額6万8000円と
他の職種よりも多くなっています。
iDeCo積み立てシュミレーション
毎月2万3000円積み立てたところで
たいした金額には、ならないんじゃないの?
時間を味方につけることで、複利の効果で
資産が拡大していきます
- 毎月積立額68,000円 期間 20年 リターン4% 24,940,675円(元本16,320,000円)
- 毎月積立額23,000円 期間 20年 リターン4% 8,435,816円(元本5,520,000円)
- 毎月積立額12,000円 期間 20年 リターン4% 4,401,296円(元本2,880,000円)
40歳から積み立てを始めても、60歳で理論上、上記の金額を得ることができます。
さらに積立期間を30年で計算すると
- 毎月積立額68,000円 期間 30年 リターン4% 47,195,359円(元本24,480,000円)
- 毎月積立額23,000円 期間 30年 リターン4% 15,963,136円(元本8,280,000円)
- 毎月積立額12,000円 期間 30年 リターン4% 8,328,593円(元本4,320,000円)
そんなの理論上でしょ?
そんなにうまくいくとは思えないよー
確かに20年、30年先のことはわかりません。
私は2015年よりiDeCoを始めていますが
2021年1月現在
資産残高 2,833,642円
拠出金累計(元本) 2,014,000円
損益 819,642円
損益率 40.7%
となっています
この期間相場が良かったこともありますが、
5年そこそこの運用でこれだけの成績が残せています。
超長期で運用していけば、相場が良いときもあれば、悪いときもあります。
積立投信の良いところは、
相場が良いときは、単価が高くなる為、購入口数を少なく抑えることができます。
逆に相場が悪いときは、単価が下がる為、購入口数を多くすることができます。
iDeCo口座おすすめの金融機関は?
①SBI証券
手数料が安い
- 加入手数料 2829円
- 口座管理手数料(月額)171円
商品の種類、数が豊富
- オリジナルプラン38本
- セレクトプラン37本
おすすめ運用商品
- オリジナルプラン DCニッセイ外国株式インデックス
- セレクトプラン SBI・全世界インデックスファンド
- セレクトプラン eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
②楽天証券
手数料が安い
- 加入手数料 2829円
- 口座管理手数料(月額)171円
商品の種類、数が豊富
- 多様な資産タイプの投資信託を31本
おすすめ運用商品
- 楽天・全米株式インデックスファンド
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
SBI証券と楽天証券に関しては、
どちらを選んでも差はないです。
まとめ
将来もらえる年金は、制度的に無くなることはないと思いますが、
年金支給額が減る可能性は、かなり高いです。
そのためには、早い時期から対策をしておく必要があります。
国がiDeCoを推奨する理由は、将来もらえる年金は少なくなるから
税金を優遇するので、自分で何とかしてねというサインだと思っています。
iDeCoのメリット
- 積み立てた金額が全額控除になり所得税、住民税の節税になる
- 運用で得た利益が非課税となる
- 受け取るときに税金の優遇がある
iDeCoのデメリット
- 60歳まで引き出すことができない
- 口座の開設、維持に手数料がかかる
- 元本割れのリスクがある
- 所得控除の恩恵を受けられない方もいる
早く取り組んだ方が、税金の優遇も資産運用の複利の効果も大きくなります。
是非この機会に老後資金を作る為にiDeCoを検討してみてください。
以上です。です!です!!